2006年02月03日

俺的仙台伝説 -その2(前編)-

そう、その日は寒い夜でした。

場所は勿論、仙台。

九州から来た俺達にとって、決して「寒くないよ?」とは言えない状況。

俺は、友人kenjiと仙台の街を探索していました。





とある大きな交差点。

一つの角に、ポストがありました。

場所もそこまで街の中心ってわけではなく、又、時間も時間だったので、人はそんなに多くありませんでした。


実は、この交差点を通るのは数回目でした。

二人でグルグルと目的もなく徘徊していたお陰で、同じ場所に行き着く事は多々ありました。

その「同じ場所」の一つが、この交差点でした。
(まぁ、ホテルに変える為に、この交差点を渡る・・・という要素も大きかったですが。)





俺「・・・ねぇ、アレ、気にならん?」

kenji「うん、俺もさっきから気になっとった(苦笑)」

俺「どがんしようか。。。このまま・・・ってのも、気が引けるし。」

kenji「う、うん。俺もそう思う(握汗)」


二人は、この会話をする前から、同じ事を考えていました。

さぁ、どうしようか・・・。と。


どうしたのか?

正直、こういう事態は初めてだったのでビックリしていました。


そのポストの横に、女の子がうずくまっていたのです。


しかも、相当震えてる。。。





俺「・・・び、病気かなんかで体調が悪いんだろうか?(汁)」

kenji「かな〜? てか、めっちゃ震えよるし。。。」

kenji「・・・俺は、泣きよると思うよ?」

俺「やっぱ、そっちかなぁ?」

二人「でも、そのままにはしとけんよね?」

俺「ま、"旅の恥はかき捨て"だけん、話しかけるだけでもやってみようか。」

kenji「うん、そうね。」


こうして小会議を開いた後、俺達二人はその娘に話かける事に決めたのです。





自分で言うのも何ですが、俺は初対面では話しかけ難い、堅い雰囲気をかもし出しています。

俺が思うに、kenjiはその逆でした。

なので、恥ずかしながらもファーストコンタクトはkenjiに任せました。





kenji「・・・大丈夫ですか? どうかしたんですか?」

女の子「・・・。」

kenji「どうかしたんですか? 具合が悪いんですか?」

女の子「・・・。」


kenjiが振り返って、俺に言いました。

kenji「めっちゃ震えよる・・・(汗)」


よく見ると、その娘は相当震えていました。





実は、気付いてはいたのです。
彼女が、少し前からその場所にいたのを。

俺達が最初にそのポストを通過した時、その娘は携帯で話ていました。

数分後、ポストを通ると、しゃがんでいました。
そう、今の状態になっていたのです。

正直、最初はどうしようかと思いましたよ。

「あぁ、十代の小娘で、彼氏にフラれたとかかね?」

とか。

だから、最初は声を掛け辛かったのです。

だって、そういう時って、誰にも話しかけられたくないと思いますから。

でも、どうも気になるから、小会議を開いて・・・って事なんです。





さて、話がそれてしまいましたが。


その娘は、ブルブルと震えていました。

俺とkenjiは、顔を見合わせました。

言葉で交わさずに、お互いの眼が語っていました。

これは一大事かも・・・。」 と。


その時、女の子がかすかな声で何かをつぶやいたのを、kenjiは聞き逃しませんでした。

俺には、全然聞こえないぐらいかすかな声でした。

kenjiは、すぐさま彼女の声のする方へ耳を近付けました。

kenji「どうしたんですか!?」

女の子「・・・」

俺には、全く聞こえません。
その娘がうつむいている上に、車のエンジン音、人の雑踏の方がその娘の声より大きかったからです。

しかし、kenjiは聞こえていました。


そして、俺に振り返ると、その娘がこう言ったと教えてくれました。



助けて下さい・・・。    と。


(中編へ続く)


posted by hata at 17:05| 佐賀 🌁| Comment(13) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月01日

俺的仙台伝説 -その2(プロローグ)-

仙台でのお話。

人生、初の東北地方。
しかも、仙台!

行く前から胸が躍っていた俺は、現地に到着したらもうワクワクしっぱなしでした。
大人気ない話です(汁)

学会の作業が終わって、ホテルに着いて・・・、その後は自由時間なわけです( ̄ー ̄)

「やる事と言ったら、これしかない!」と言わんばかりに、一緒に行っていた友人kenjiと打ち合わせをしました。


そして、二人は仙台の街中へ姿を消したのです・・・。




仙台、大きい!
九州で言う、福岡ぐらいの規模でしょうか。

ん〜、都会だ。

あ〜、風俗街に迷い込んでしまった。

お〜、キャッチの兄ちゃんがいっぱいいる。

うわ〜、つかまった。

ぬ〜、しつこい。

げ〜、300メートルも付いて来るよ。 仙台のキャッチは、根性ありすぎ(汁)

む〜、次から次へと。

うん、もう飽きたよ、キャッチには。

等と、素敵な夜を過ごしましたよ。kenjiと。

まぁ、その後、初めて会ったばかりの、路上で自作の絵を売っている同年代ぐらいの青年と
熱い抱擁を交わしたりしたわけで。。。


変な意味とかはなくて、そこには純粋に友情が芽生えていた訳です。




でもね、でもですね、その前に一波乱あったんですよ。。。


(前編へ続く)
posted by hata at 17:18| 佐賀 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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